映画・テレビ

レイチェル

「ブレードランナー」を見ました。この作品は1982年に公開された、SF映画。当時は「ET」が大ヒットしていて、その影に隠れてしまった、隠れ名作です。

時代は近未来。植民惑星から4体の人造人間=レプリカントが脱走した。彼らの捕獲を依頼された“ブレードランナー”デッカードは、地球に潜入したレプリカントたちを追うが……。

実際に見てみると、全体的に陰鬱とした感じです。ストーリーは非常に単純なのですが、画面のトーンが暗くて、昼なのか夜なのか分からない。いつも雨が降っていて、じめじめとした感じ。しかもネオンが輝く街は、なぜか日本語の看板がはびこっていて、どうやら歌舞伎町をイメージとした、猥雑で混沌とした町並み。アングラ満点の映像です。単純なストーリーにもかかわらず、数少ないセリフの裏に隠された意味が、とても難しく思えるのです。だから、もう一度見返したくなる作品でした。

とはいえ、約30年前の作品であるにもかかわらず、作品の質の高さは健在。特に世界観は、おそらくのちのさまざまな監督作品に影響を与えているのではないでしょうか?さらには独特の何とも言えない空気感は、SFの枠を超えているように思えました。なるほど今でも人気の理由が分かるような気がした作品でした。

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死の秘宝

映画「ハリーポッターと死の秘宝」を見ました。

とても迫力があって面白かったです。ただ、パート1なんですよね、この後シリーズのまとめでもあるパート2が残っているわけで、単独で終わりという印象がない分物足りなさも残るかもしれません。それでも2時間半の上映時間は充実していたと思います。

個人的には原作の作者がどれくらい綿密な世界観で作品を制作したのか、疑問です。というのは映画の中でいろいろ「粗」が見えてしまいました。たとえばマグルと魔法使いの関係は?とか、魔法使いの役割とは?それよりなにより、自分たちの未来がかかわっているにもかかわらず、なぜ大人たちは何もしないで17歳の子供たち3人に魔法使いの運命を任せてしまっているの?などなど。次回作に答えが出てくるのかもしれないし、矛盾だらけで終わるかもしれない。そういう意味でも楽しみです。

あ、映画ですね。回数を数えるごとにどんどんダーク度が高まってきています。今回も全体的にどんより暗くて、それに輪をかけて映像もモノトーンに近いくらい感じになっています。しかも音楽も暗く重厚。全体的にはまさにロールプレイングゲームって感じですね。目的物を探しに旅立つが、途中さまざまなトラップにまきこまれ、仲間割れ。ようやく目的物にたどり着くも最終トラップに前でもはやこと尽きたか?と、典型的なファイナルファンタジーです。今回はオカルト度や心理的要素もさらに充実。もはや小学生以下は禁止にしてもいいくらい。主役のハリーが、無精ひげが生えているんですよ、なんていうか・・・、どうなんでしょうね。ハーマイオニーはどんどん色っぽくなるし、お色気シーンもちらりとあったりして。

結局は結末まで見ないと評価は難しいです。で、もしこの作品を見るのなら前作「謎のプリンス」を見て復習しないと辛いかも。できれば全作を見たほうがいいのですが。

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